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2.5次元びゅーーーん

神山智洋くんの手のひらの上で転がる日々。

チョコレートみたいな重岡くんに期待

「わたしは漫画が好きだ」と、このブログでもしつこいぐらいに言及してきた。今まで何冊か少女マンガも紹介してきたけれど、どれも王道のストーリーで、基本的にくさいほど甘いものばかりだ。少女マンガを現実逃避のツールとして利用しているわたしにとって、それは疲れているときにチョコレートが食べたくなるのと同じことなのだ。

 

ご近所物語』が人生のバイブル本であり、『ひるなかの流星』の馬村が好きなわたしにとって、『溺れるナイフ』は今まで読んできた少女マンガとは真逆なものだった。なぜ『溺れるナイフ』を借りようと思ったかというと、『ピース・オブ・ケイク』が実写化されるときにそれを読んで、ジョージ朝倉先生の違う漫画も読んでみたいと思って、たまたま手に取ったのがキッカケだったと思う。

 

溺れるナイフ』は、王道のストーリーでもくさいほど甘いお話でもない。読んでいて「あー、幸せ。可愛いなー。あの頃に戻りたいなー。」なんて思えるような漫画ではない。少なくともわたしにとって、疲れているときのチョコレートにはならなかった。悪い言い方になってしまうかもしれないけど、読んでいてあれほど疲れた少女マンガは初めてだったかもしれない。

 

ただ勘違いしてほしくないのは、それでも最後まで読んでしまう魅力が『溺れるナイフ』にはあるということ。読み手が疲れてしまうほどの生々しさとか、痛さとか、報われなさとか。でもちょっと先に光が見えたりとか、でもその光もやっぱり闇だったり、とか。それでも夏芽とコウにはどうしても幸せになってほしいと思いながら、最後の最後まで読み進めてしまう。その願いが強すぎて、読み手のわたしは疲れてしまった。

 

そんな少女マンガをどこまで実写化するのだろうというドキドキ感はある。個人的にあのキャスティングは最高だと思っていて、あの中に重岡が選ばれるっていうのは本当に凄いことだと思っている。重岡が演じる大友くんって、あのお話の中ではそれこそチョコレートの役割を果たしているから、今からとっても楽しみだ。原作を読んだことがない方は、是非読んでみてほしい。少女マンガは苦手っていう人にはなおさらオススメできるし、読み終わったらなかなか頭から離れない。それぐらい記憶にも心にも残る漫画です。おわり☆

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